食べたいもの、好きなものが少しずつでも増えていって欲しいので保育園では子どもたちの食への興味や関心を育てる機会を作るようにしています。
調理室がその日に使う野菜も子どもたちにとって「とても興味深いもの」のようです。1歳児クラスの子どもたちは毎日のように人参を持って行ってもニコニコ見てくれます。絵本の中の野菜と同じだよ!と指をさして教えてくれる姿もあります。2歳児クラスの子どもたちは五感を使って野菜の感触や折る音を楽しんだりしています。アスパラを折る音や、スイカを叩く音には大興奮です。幼児クラスの子どもたちには縦や横に切った南瓜やキャベツを見せることもあります。冬瓜を半分に切ったものを見せた時には「このくるくるは何?」とじっくり観察する姿も。
大人は子どもたちの「何でだろう?」にしっかり答えられるような知識も必要だなと感じています。